基本情報技術者の説明

基本情報技術者は、
情報システム開発従事者、プログラマーなどの
ソフト開発のプロを目指す人にとっての登竜門的資格です。

コンピュータだけでなく、様々な電子機器が氾濫する現在、
ハードウェアを支えるソフトウェア(プログラム)の開発や
保守・運用業務を担当する専門家は、今後更に求められます。

情報システムに関する専門家にとって、
最も権威のある資格が情報処理技術者試験であり、
その中でも入門者向けとされるのが基本情報技術者
試験となります。


ITが様々な場面で活用される現在では、
情報処理に関する業務は複雑かつ多様化
してきています。

それに応じて、プログラマーやエンジニア
といった技術者レベルだけでなく、
管理者レベルの業務も増えています。

そのため試験では、情報処理に関する
基本技術の一通りが範囲となります。

技術者・管理者の基礎スキルを認定する試験であり、
そのどちらの内容も習得できているかどうかが
合格の目安となります。



基本情報技術者取得のメリット

基本情報技術者は、
大学を卒業してプログラムの開発業務に携わることに
なった若手社員が、入社2,3年目で受けるパターンが
多いです。

入門者向けとはいえ、
合格者は数十%とかなり厳しく、
プログラムに関する専門知識が必須ともいえ、
若手技術者に奨励しているソフトウェアの
関連企業も多いです。

SEやプログラマーを目指す
学生にとっても、卒業前に取得しておきたい
人気取得であり、受験者の3分の1は
学生です。

ソフトウェア関連企業への
就職・転職活動の中で大きな武器となる
ことは間違いない資格でしょう。

基本情報技術者の試験データ

[資格の種類]

国家資格

[受験資格]

制限なし

[試験科目]

午前問題・・・

知識を問う問題
4肢択一式の多肢選択式
(80問、150分間)

コンピュータ基礎知識U
コンピュータシステム
システムの開発と運用
ネットワーク技術T
データベース技術T
セキュリティと標準化
情報化と経営

午後問題・・・

技術と応用能力と
実務能力を問う問題

多肢選択式
(13問中7問解答、150分間)

ハードウェア、ソフトウェア、
アルゴリズム、データ構造及
データベース、通信ネットワーク、
プログラム設計、プログラム開発

[試験日]

春季:4月の第3日曜日
秋期:10月の第3日曜日

HTML

HTML(Hyper Text Markup Language)とは、
Web上の文章などを記述するための
言語のことである。

HTMLでは、文章だけでなく、
Webページの見栄えの装飾や、リンクを
埋め込むこともできる。

HTMLで記述された文章などは、
Webブラウザを通して閲覧することができる。

XML

XML(Extensible Markup Language)とは、
文章やデータ構造などを記述する言語であり、
インターネット環境との親和性の高い
言語である。

文書の論理構造や属性情報だけでなく、
タグを用いてデータ構造を記述できる。

また、統一的な記法を用いながらも
ユーザーが独自にタグを定義でき、
タグに文書の論理構造や意味情報を
表すような要素名を独自に定義できる
ことも特徴の一つである。

SGML

SGML(Standard Generalized Markup Language)とは、
汎用マークアップ言語の一つのことであり、
ISO8879として規格化されている。

タグを用いて、文書の論理構造を記述するもので、
この言語を簡略化し、Webページなどの作成に
使われているのが、XML、HTMLである。

磁気ディスクのアクセス時間

磁気ディスクのアクセス時間は、
制御装置が読み書きの指令を出してから、
データを転送して読み書きが完了するまでの
合計時間のことである。

磁気ディスクのアクセス時間=

平均シーク時間(平均位置決め時間)+

平均回転待ち時間 + データ転送時間


平均待ち時間=

平均シーク時間 + 平均回転待ち時間


平均回転待ち時間=

1回転に要する時間÷2(ミリ秒)


1回転に要する時間=

60 × 1,000 ÷ 回転速度


データ転送速度=

1トラックの記録容量 ÷ 1回転に要する時間


データ転送時間=

ブロック長 ÷ データ転送速度

セクタ方式

セクタ方式とは、
磁気ディスクのデータ記録方式の一つ
のことである。

ブロックはセクタの先頭から記録し、
セクタ単位で記録していく方式である。


セクタ方式での必要シリンダ数の計算:

1.1ブロックのバイト数=

  1レコードのバイト数×ブロック化係数

2.1ブロックに必要なセクタ数=

  1ブロックのバイト数÷1セクタのバイト数    (切上げ)

3.1トラックに記録できるブロック数=

  1トラックのセクタ数×1ブロックに必要なセクタ数(切捨て)

4.1シリンダに記録できるブロック数=

  1トラックに記録できるブロック数 

  × 1シリンダのトラック数

5.全ブロック数=

  全レコード数÷ブロック化係数         (切上げ)

6.必要なシリンダ数=

  全ブロック数÷1シリンダに記録できるブロック数(切上げ)

バリアブル方式

バリアブル方式とは、
磁気ディスクのデータ記録方式の一つ
のことである。

セクタを無視して、ブロック単位で記録し、
入りきらないブロックは次のトラックに
記録する方式。

バリアブル方式での必要シリンダ数の計算:

1.1ブロックのバイト数=

  1レコードのバイト数×ブロック化係数×ブロック間隔

2.1トラックに記録できるブロック数=

  1トラックの記憶容量÷1ブロックのバイト数  (切捨て)

3.1シリンダに記録できるブロック数=

  1トラックに記録できるブロック数×1シリンダのトラック数

4.全ブロック数=

  全レコード数÷ブロック化係数         (切上げ)

  必要なシリンダ数=

  全ブロック数÷1シリンダに記録できるブロック数(切上げ)

ハードディスクの記憶容量の計算

ハードディスクの記憶容量=

セクタ長 ×1トラックあたりのセクタ数 × 

1シリンダあたりのトラック数 × シリンダ数


*ディスクの記憶領域は、
 同心円状のトラックに分割されていて、
 トラックは更にセクタという区画に
 分割されている。

 また、シリンダとは、
 トラックの集まりのことである。

CPUの命令実行時間

1命令の実行に必要なクロック数を、
CPI(Cycles Per Instruction)という
のだが、このCPIとCPUのクロック周波数から
1命令の実行時間を求めることができる。

1命令の実行時間

= CPI(1命令の実行に必要なクロック数) 
× 1クロックの時間

*1クロックの時間は、
 「1 ÷ クロック周波数」で求められる。


CPIが低くて、クロック周波数が高いほど、
1命令の実行時間が短くなる。
つまりは、1命令の実行が高速である。

ちなみに、1秒間の命令実行回数を百万単位で
表した単位はMIPS(Million Instruction Per Second)
という。

1MIPS = 10^6命令/秒

クロック周波数

クロックとは、コンピュータが動作する時に、
処理の同期をとるために使用される
周期的な信号のことで、

クロック周波数とは、
1秒間に発信するクロックの回数のことをいう。

コンピュータ(CPU)の処理速度を表していて、
クロック周波数高いほど、処理速度も速い。

単位は、
メガヘルツ(MHz)か、ギガヘルツ(GHz)で表される。

ちなみにクロックは、
CPUの内部処理の動作周波数を表す内部クロックと、
バスの転送速度の動作周波数を表す外部クロック
がある。

ハミング符号方式

ハミング符号方式とは、
メモリの誤りチェック方式の一つの
ことである。

ハミング符号方式は、
誤り検出訂正符号方式
(ECC:Error Check and Correction Code)
とも呼ばれている。

データのビット列の一部に冗長ビットを
付加して、データと付加ビットとの
演算規則を設定してメモリ誤りの検出する。

誤りを検出したら、正しいデータに
訂正することができる。

パリティチェック方式

パリティチェック方式とは、
メモリの誤りチェック方式の一つの
ことである。

データのビット列に1ビットのパリティビットという
誤り検出用のビットを付加し、データ中の1または0の
数を数え、偶数または奇数の個数が合わなければ、
誤りと判断する。

パリティチェックには、

奇数パリティ(ビット列中の1の数が奇数となるように
パリティビットを付加)と、

偶数パリティ(ビット列中の1の数が偶数となるように
パリティビットを付加)

がある。

メモリインタリーブ

メモリインタリーブとは、
メモリをいくつかの並列する区画に分割し、
隣接するブロックのアドレスが連続するように
して、複数の連続したブロックに同時アクセス
することで、メモリアクセスを高速化する技術
のことである。

アドレスが連続するため、
命令実行段階に次の命令語の命令取り出し
段階を重ねて同時にアクセスできるため、、
並行して読み書きができ、高速化するのである。

ちなみに、メモリを管理する単位となる、
メモリの集合のことをメモリバンクという。

ライトスルーとライトバック

ライトスルーとライトバックとは、
キャッシュメモリへの書き込み方式の
ことである。

ライトスルー方式:

 データを書き込む時と同時に主記憶にも書き込む方式。

 キャッシュと主記憶の内容が常に一致するので、
 制御が容易だが、待ち時間が大きくなる。

ライトバック方式:

 データを書き込む時はいったんキャッシュにのみ書き込み、
 データを追い出して空き時間ができてから、順次、主記憶に
 書き込んでいく方式。。

 高速だが、キャッシュと主記憶の内容が不整合に
 なる場合がある。

実行アクセス時間

キャッシュメモリは、メモリアクセスを
高速化することができるのだが、

その実行アクセス時間は、
次の式で求めることができる。

実行アクセス時間=

  キャッシュメモリのアクセス時間 × ヒット率
+ メモリのアクセス時間 × (1- ヒット率)

ヒット率とは、
データがキャッシュメモリに存在する確立であり、
(1- ヒット率)はデータがキャッシュメモリにはなく、
メモリに存在する確立である。

半導体ディスク

半導体ディスクとは、

記憶素子にDRAMからなる半導体メモリを搭載した
ディスクドライブのことで、半導体メモリを利用して、
ハードディスクと同じような機能をする
ことができる。

よく使うデータはハードディスクから
半導体ディスクにコピーしておけるので、
処理の高速化が図れる。

電荷の有無で情報を記憶し、高速にアクセスできるので、
ディスクキャッシュとしても利用される。

ディスクキャッシュ

ディスクキャッシュとは、
メモリと補助記憶装置の間のアクセスを
高速化し、速度ギャップを緩衝する記憶装置である。

キャッシュメモリがCPUとメモリ間の処理速度を
上げる役割をしているように、

ディスクキャッシュは、
メモリとハードディスク間の処理速度を
上げる役割をしている。

よく使うデータをメモリに置いておいて、
データを読み出す時にディスクキャッシュから
読み出すことで、その都度ハードディスクまで
いくことが必要ないので、処理が速くなる。

SRAM

SRAMとは、
RAMの種類の一つである。

SRAMは、
キャッシュメモリに用いられる。

DRAMとは違い、フリップフロップ回路の
状態遷移によって情報を記録するので、
リフレッシュ動作は必要ない。

DRAMより高速だが、内部構成が複雑で
集積度は上げにくい。

また、ビットあたりの単価も高い。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。